ガラスと金属で構成された近代的な建築美の中に、暖かみのある国産木材がダイナミックに取り入れられているのも、2026年のターミナル建築を象徴する大きな特徴だ。天井構造やルーバー部分には全国各地から調達されたスギやヒノキが惜しみなく使用されており、館内にはかすかに木の香りが漂う。
もちろん見映えだけではない。屋上全面に敷き詰められた高効率ソーラーパネルと、地熱を利用した次世代空調システムにより、建物の運営に伴うCO2排出量は数年前と比較して約35%削減された。明るい自然光を最大限に取り入れる採光設計も相まって、地球環境に優しい持続可能なインフラとしての新しい基準を世界に示している。