羽田空港の24時間運用が本格化し、深夜便や早朝便のフライト数が過去最高を更新する中、大鳥居駅周辺は旅行者にとっての「隠れ家」として異例の混雑を見せている。空港敷地内のホテルが連日満室で高騰を続けるなか、駅から徒歩数分圏内に相次いでオープンしたコンパクトデザインホテルやスマートホテルが、スマートなトラベラーたちの受け皿となっているのだ。
夜が更けると、スーツケースを引く外国人観光客や帰国客が駅周辺の飲食店街へと流れ込む。深夜営業の居酒屋やラーメン店からは英語や中国語の会話が漏れ聞こえ、かつてのローカルな駅前風景は国際色豊かなナイトライフ空間へとシフトした。早朝4時台から運行する空港行きバスや京急線の始発を待つ人々の熱気は、この街が東京の「最も眠らない入口」の一つになったことを物語っている。