バレエジャパングランプリの歴代受賞者の顔ぶれを追うと、その後の国際舞台での活躍ぶりに目を見張ります。本コンクールで上位入賞やスカラシップを獲得したダンサーたちは、後にローザンヌ国際バレエコンクールでファイナリストに名を連ねたり、英国ロイヤル・バレエ団、ドレスデン・ゼンパーオーパー・バレエ、新国立劇場バレエ団、Kバレエトウキョウなどの国内外名門カンパニーでソリストやプリンシパルとして羽ばたいています。
バレエコンクールにおける受賞者の経歴を見渡しても、ジャパングランプリでの入賞実績は「国際基準の基礎とプロポーションを備えている」という強固な証明書として通用しています。審査員を務める海外ディレクターたちもその実績を熟知しているため、スカラシップ生に対する受け入れ態勢の手厚さには定評があります。
一方で、ジャパングランプリに関するネットの反応(SNSや知恵袋、保護者コミュニティでの口コミ)を調査すると、以下のような生々しい声が散見されます。
「他コンクールで常に上位だった娘が、JGPでは予選落ち。舞台袖で茫然自失となった」「審査員席からのメモ書き(アドバイスシート)が的確すぎて、基礎の甘さを痛感させられた」「衣装の豪華さや見栄えではなく、アンディオールと背中の使い方だけをじっと見られていた気がする」――。こうした証言からも、表面的な完成度ではなく、骨格的なアライメントと基礎の純度の高さが厳正に選別されている現場のリアリティが浮き彫りになります。