放送開始から十数年が経過した現在も、ネット上のコミュニティやSNS(旧Twitter・Instagram・知恵袋)では番組に対するリアルタイムの反響が途絶えることはありません。視聴者たちは番組をどう受け止め、何に熱中しているのでしょうか。
「朝の戦争のような時間帯、唯一この15分間だけ子どもがテレビに釘付けになってくれる」「スイちゃんの屈託のない笑顔を見ると、イライラしていた気持ちがすっと落ち着く」といった、育児現場からの切実な感謝の声が圧倒的多数を占めます。単なる娯楽番組ではなく、過酷なワンオペ育児を支える「育児の伴走者」として機能している実態が浮き彫りになります。
一方で、年度末の卒業シーズンに巻き起こる「スイちゃんロス」の過熱ぶりに対する戸惑いも見られます。「親のほうが夢中になってしまい、交代のニュースを聞いて仕事が手につかなくなった」「次の新しいスイちゃんを受け入れられるか不安だったが、数ヶ月経つと新しい魅力に引き込まれている」という声が象徴するように、視聴者はスイちゃんという少女の成長物語を、我が子の成長と重ね合わせるように追体験しているのです。