ネット上の攻略情報やゲーム内の数値を眺めていると、誰もが「守備力が最も高い防具=最強」と考えがちです。しかし、ここに初心者や久々に復帰したプレイヤーが嵌まりやすい最大の落とし穴があります。本作における通常攻撃の被ダメージは「敵の攻撃力÷2 - 味方の守備力÷4」という計算式で算出されます。つまり、苦労して守備力を40引き上げたとしても、敵の直接攻撃をわずか10ポイント軽減する効果しか得られません。
一方で、クリア後の隠しダンジョンに君臨する裏ボス「神さま」が連発する「れんごく火炎」は全体に約200〜230ダメージ、「ジゴスパーク」は約250前後の壊滅的な威力を叩き出します。これらの強力な全体攻撃は、いくら守備力を999まで高めても1ポイントたりともダメージを減らせません。属性・ブレス攻撃を直接減衰させる特殊効果を備えた装備、すなわち「耐性装備」を身につけていなければ、回復が追いつかずに瞬時にパーティが壊滅する構造になっています。
とりわけ炎・吹雪・イオ・メラ系などの主要属性に対して、固定値で30〜40ポイント軽減、あるいは20〜33%の割合軽減を持つ防具の価値は計り知れません。守備力差が20〜30あったとしても、属性耐性を持つ防具を選択する方が、実質的な生存率は数倍に跳ね上がります。これこそが、熟練プレイヤーが声を揃えて「ドラクエ7 耐性装備 理由」を熱弁する背景にあります。