ドライバーが連続してハンドルを握れる時間は厳しく制限されている。東京から東北自動車道を北上して約3時間半。この「二本松」という絶妙な距離こそが、最大の武器だ。仙台や青森から南下してきたドライバーと、首都圏から走ってきたドライバーがここで合流する。お互いのトレーラーヘッドを交換し、あるいは荷物を積み替えて、それぞれの出発地へと引き返す。この「日帰り中継輸送」が実現したことで、ドライバーは毎晩自分の家で眠ることができるようになった。採用難に頭を抱える運送会社にとって、これ以上のインセンティブはない。
東北の物流大動脈を握る「二本松」の地殻変動——2026年問題の壁を崩す中継拠点のリアル
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