マグロは止まったら本当に死ぬのか?窒息のメカニズムと驚きの睡眠法の真相や最新動向に迫る! わかりやすい言葉でご紹介しています。
過酷なラム換水法で生きる回遊魚たちは、具体的にどれほどのスピードで、どのくらいの距離を泳ぎ続けているのでしょうか。一般的な沿岸性の魚類との比較データを整理しました。
魚種呼吸方式巡航・最高速度一生で泳ぐ推定距離停止時の影響クロマグロ完全ラム換水法巡航: 3〜7 km/h
最高: 70〜80 km/h約100万〜150万 km
(地球25〜37周分)数分〜数十分で窒息死カツオ完全ラム換水法巡航: 4〜8 km/h
最高: 50〜60 km/h約30万〜50万 km
(地球7〜12周分)停止すると即座に窒息死ホホジロザメラム換水法(主)巡航: 3〜5 km/h
最高: 40〜50 km/h約50万〜80万 km静止すると酸欠・沈下マアジ・マサバ併用型(両用)巡航: 1〜2 km/h
最高: 15〜20 km/h約5万〜10万 kmポンプ換水に切り替え生存マダイ口腔ポンプ換水法巡航: 0.5〜1 km/h
最高: 10〜15 km/h約1万〜3万 km静止状態でも生存可能 ※各数値は海洋生物学の公表資料および水産研究機関の回遊追跡調査に基づく概算値。遊泳速度の最高値は瞬間的な捕食・回避行動時。
マグロの遊泳速度は、通常巡航時であっても時速3〜7キロメートルを維持しています。さらに獲物を追走する突進時には、時速70〜80キロメートルという自動車並みの猛スピードを叩き出します。
寿命が20年を超えることもある大型のクロマグロの場合、生涯で泳ぐ総距離は実に100万キロメートルを超過。これは地球を30周以上周回する天文学的な距離に匹敵します。近縁種であるカツオが止まるとどうなるかという疑問についても全く同じであり、カツオもまた完全なラム換水法に依存しているため、遊泳停止は即座に生命維持の終了を意味します。