種村氏は自身のサークルを持ち、コミックマーケットなどの同人誌即売会に積極的に参加してきたことでも知られています。しかし、この活動スタイルもたびたび議論の火種となってきました。
商業誌で大ヒットを飛ばす著名作家が同人イベントに参加すること自体は珍しくありません。しかし、過去に自身の商業連載作品の番外編や、他社版権作品の二次創作本を頒布した際、壁サークルとしての混雑誘導や会場内でのマナーをめぐって周囲の参加者から厳しい視線が注がれました。「プロ作家としての影響力を自覚すべきだ」という意見と、「同人活動は個人の自由な表現の場である」という意見が衝突した形です。
また、初期のSNS運用においても、読者からの批判的な意見に対して感情的に反論してしまったり、プライベートの赤裸々なエピソードを投稿したりしたことが拡散され、いわゆる「燃料」となってしまいました。裏表がなく率直な性格ゆえの発信が、インターネットの拡散力によって過剰にネガティブな文脈で切り取られた側面は否めません。