2026年の幕開けとともに、ファンの間では読売ジャイアンツ終身名誉監督である長嶋茂雄氏の容態について様々な憶測が交錯した。車椅子での移動が定着し、かつてのような力強い歩行を目にする機会は限られている。しかし、取材を通じて浮かび上がるのは、周囲の過剰な懸念をよそに、日々の生活リズムを保ちながら前向きにリハビリを継続する確かな日常である。
医師団の手厚いサポートのもと、自宅と専門施設を行き来しながら専属トレーナーによる手足のストレッチや筋力維持トレーニングが毎日のルーティンとして組まれている。関係者によれば、野球中継を観戦する際の眼光は今なお鋭く、巨人の戦術や若手選手のフォームについて身振り手振りを交えて熱弁を振るうこともあるという。病気と共存しながらも、その情熱の灯は少しも衰えていない。