前夜に少し焼きすぎてパサつきが目立つハンバーグや、冷蔵庫で2日目に入りかけた個体には、液体の中でじっくり煮出すリメイクが最適です。乾いてしまった肉組織にソースの水分が染み込み、驚くほど柔らかくジューシーな質感へと生まれ変わります。
手堅い人気を誇るハンバーグトマト煮込みリメイクは、カットトマト缶、コンソメキューブ、きのこ類(しめじやマッシュルーム)とともにハンバーグを弱火で10〜15分ほどコトコト煮込むだけの手軽さです。ハンバーグから溶け出た上質な肉脂がトマトの酸味をまろやかに包み込み、ソース自体のグレードも底上げされます。仕上げに粉チーズや生クリームをひと回しすれば、ディナーの主役を張れる一皿に仕上がります。
さらに、朝食や軽めの夜食として重宝するのが残ったハンバーグスープです。ハンバーグをスプーンで一口大に割り、キャベツ、人参、玉ねぎなどの余り野菜とともにコンソメスープやミネストローネの鍋に投入します。肉団子(ポルペッティ)のように機能し、野菜スープ全体に上質なブイヨンのような深みを与えてくれます。