中国語の「漫展(Mànzhǎn)」はコミックコンベンションや同人誌即売会を指し、「抄底(Chāodǐ)」は株式市場で株価が底を打った瞬間に買いを入れる「押し目買い・底値買い」を意味する経済用語です。すなわち「漫展抄底」とは、同人イベントの閉会間際(一般的に最終日の午後3時以降)にブースを回り、値引きされた見切り品や在庫処分グッズを破格の安値でまとめ買いする行為を指します。
上海で開催される大型同人即売会「Comicup」をはじめ、広州や成都などのメガイベントでは、入場規制が緩和される午後遅くの時間帯を狙って来場する「抄底専業層」が可視化されるようになりました。アクリルスタンド、缶バッジ、同人誌、ぬいぐるみなどの公式・同人グッズが、定価の半額以下や「10元均一(約200円均一)」、「詰め合わせ福袋」として放出される現場は、さながらバーゲンセールのような熱気に包まれます。