ここでは、最も人気の高い「斜め編み」と「V字編み」の具体的な製作工程を解説します。
1. 編み始めと固定の準備
糸を切り揃えたら、端から約7cm〜10cmの位置でひと結び(または端の糸で三つ編み)を作ります。結び目の上をセロハンテープやマスキングテープで机やクリップボードにしっかりと固定することが、編み目をまっすぐ均一に保つ最大のポイントです。
2. 2色4本・6本の「斜め編み」手順
糸の並びを「A色・B色・A色・B色」のように交互に配置します。
- 一番左端の糸(巻き糸)を持ち、その右隣の糸(芯糸)の上に数字の「4」を描くように重ねます。
- 輪の中に下からくぐらせて引き抜き、上に向かってキュッと締め上げます。
- 同じ芯糸に対してもう一度同じ結びを行います(1本の芯糸につき結び目は必ず2回)。
- 左端だった糸をそのまま使い、順に右側の糸へと同様のダブル結びを端まで繰り返します。
- 1段編み終わると、一番左にあった糸が右端へ移動します。これを繰り返すことで綺麗な斜めストライプが形成されます。
3. 2色6本の「V字編み」手順
糸の配置を左右対称(例:左から「A色・B色・C色|C色・B色・A色」)に並べます。
- 左端の糸を右方向へ向かって中央の糸まで順に結び進めます(左側の処理)。
- 右端の糸を持ち、今度は逆「4」の字を作るようにして左方向(中央)へ向かって結び進めます(右側の処理)。
- 中央で合流した左右の主糸同士を一度結んで連結させます。これで1段のV字が完成します。
4. 編み終わりの処理
編み地が必要な長さ(手首用なら約13cm〜15cm)に達したら、残った糸を2〜3束に分け、それぞれ三つ編み(約5cm〜7cm)にして末端を玉結びします。両端を三つ編みにしておくことで、装着時の結び外しが容易になります。