コロちゃんコロッケ倒産の真相と現在|消えた700店舗の末路と復活

コロちゃんコロッケ倒産の真相と現在|消えた700店舗の末路と復活

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コロちゃんコロッケの軌跡を振り返る上で欠かせないのが、創業者である社長の強力なリーダーシップと特異なビジネスモデルです。1996年に岐阜県で創業した同社は、わずか数坪の極小スペースや軽トラックの移動販売車でも開業できる「小資本型フランチャイズ」を前面に打ち出し、脱サラ層や定年退職者をターゲットに加盟店を爆発的に増やしました。

当時の社長はメディアにも積極的に露出し、ベンチャー起業家として脚光を浴びました。「店舗数1,000店、売上高100億円」という壮大な目標を掲げ、直営店を持たずにフランチャイズ展開を最優先する手法で急激な拡大路線を突き進みます。しかし、その華やかな外見とは裏腹に、内部統制と経営基盤は極めて脆弱でした。

本部が加盟店から得るロイヤリティ収入は低く抑えられていた反面、本部利益の大部分は「新規加盟金の獲得」と「専用什器・冷凍コロッケの卸売販売」に依存していました。つまり、新規加盟店を増やし続けなければ資金繰りが回らない自転車操業の構造に陥っていたのです。

新規出店ペースが鈍化すると同時に、金融機関からの調達余力も限界に達しました。2007年8月14日に申し立てられた自己破産の負債総額は約45億円。創業者社長も個人破産を余儀なくされ、一代で築き上げたコロッケ帝国はわずか10年余りで崩壊を迎えました。

佐藤 大輔
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佐藤 大輔

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