福岡のアフタヌーンティーシーンは、ここ数年で劇的な進化を遂げました。かつては老舗シティホテルや百貨店併設カフェが中心だった市場に、世界基準のホスピタリティを誇る外資系ホテルが相次いで参戦したことで、提供されるスイーツ・セイボリーのクオリティおよび空間演出の基準が一段引き上げられたためです。
その筆頭格が天神大名エリアのランドマークに位置するザ・リッツ・カールトン福岡のアフタヌーンティーです。18階のロビーラウンジ「Diva」で提供されるティーセットは、九州各地の陶磁器や伝統工芸を意識した器使いと、八女茶をはじめとする地域素材の再解釈が光ります。1名あたり8,800円〜9,800円という福岡最高峰の価格設定でありながら、「特別な日を祝う場所として妥協がない」と支持を集め続けています。
一方で、日常に寄り添うスマートな贅沢を求める層からは、天神エリアでおすすめのアフタヌーンティーとしてカジュアルラグジュアリーなカフェや、博多駅直結のハイセンスなラウンジが熱狂的な支持を獲得しています。甘味の量だけに頼らず、シェフが手掛ける本格セイボリー(塩気のある軽食)とのバランスを追求した店舗が、目の肥えた福岡のカフェ愛好家たちから選ばれる決定的な要因となっています。