さつまいもは英語で通じない?Yamとの違いや焼き芋表現の真相を解説

さつまいもは英語で通じない?Yamとの違いや焼き芋表現の真相を解説

さつまいもは英語で通じない?Yamとの違いや焼き芋表現の真相を解説とはどのようなものなのか? 専門的な分析を整理してお届けします。

英語圏で最も標準的かつ公的に通用するさつまいも英語表記は「sweet potato」です。イギリス、オーストラリア、カナダなどの主要英語圏はもちろん、国際連合食糧農業機関(FAO)などの公的統計資料においても、さつまいも(学名:Ipomoea batatas)を指す正式な一般名称として記載されています。ニュージーランドでは先住民族マオリの言葉に由来する「kumara(クマラ)」という固有の呼称が広く定着していますが、一般名詞としては「sweet potato」で間違いなく意味が伝わります。

日本人が会話で用いる際にまずつまずきやすいのが、さつまいも英語発音と複数形のルールです。発音記号はアメリカ英語で /ˌswiːt pəˈteɪtoʊ/、イギリス英語で /ˌswiːt pəˈteɪtəʊ/ と表記され、アクセントは「potato」の第2音節(テイ)に置かれます。「スウィート」と「ポテト」をぶつ切りにするのではなく、リンキング(音の連結)を意識してひと続きに滑らかに発音するのがネイティブに通じさせるコツです。

また、文法面では可算名詞(数えられる名詞)として扱われるため、日常会話では複数形にする機会が圧倒的に多くなります。複数形の綴りは末尾に「s」だけを足すのではなく、「sweet potatoes」と「es」を付ける必要があります。テストやビジネスメールなどのテキストコミュニケーションでスペルミスが頻発するポイントですので、確実に押さえておきたいところです。

実際の会話シーンを想定し、日常会話で使うさつまいも英語例文をいくつか頭に入れておくと、旅行や海外生活での買い物が格段にスムーズになります。

・「このさつまいもは中が黄色いですか、それともオレンジ色ですか?」
Are these sweet potatoes yellow or orange inside?

・「秋になると、無性にさつまいもが食べたくなります」
When autumn comes, I get a strong craving for sweet potatoes.

・「夕食の付け合わせに、さつまいもをマッシュしてオーブンで焼きました」
I mashed some sweet potatoes and baked them as a side dish for dinner.

池田 達也
著者

池田 達也

Webメディアでの編集・執筆歴10年。読者の好奇心を刺激するストーリー作りを心がけています。