北原三枝(きたはら みえ)は1933年(昭和8年)7月23日生まれ、東京都出身。松竹音楽舞踊学校を経て松竹歌劇団(SKD)に入団後、1952年に松竹で映画デビューを果たしました。その後、1954年に製作再開を果たした日活へと移籍し、一気に看板女優へと駆け上がります。
当時の写真やスチール画像を見ても際立つのが、彫りの深い目元とスッと通った鼻筋、そして凛とした佇まいです。西洋的なモダンさと日本女性ならではの気品を兼ね備えた容姿は、当時の映画ファンを瞬く間に虜にしました。単なる「可愛いヒロイン」にとどまらず、自立した芯の強い大人の女性像を体現できた稀有な存在でした。