栃木県宇都宮市出身の斉藤和義さんは、学生時代からビートルズやRCサクセションに傾倒し、プロのミュージシャンを目指して上京しました。下積み時代はライブハウスに出演しながらアルバイトに明け暮れる日々を過ごしていましたが、当時から裏表のないマイペースな性格で知られていました。
当時のエピソードとして有名なのが、スタジオや楽屋での飾らなすぎる振る舞いです。挨拶代わりに下ネタを放ち、周囲を呆れさせつつも場を和ませていた斉藤さん。音楽関係者からは「あんなに爽やかな顔立ちで本格的なロックを歌うのに、口を開くと小学生男子のような下ネタしか言わない」と評されていました。
一般的に、メジャーデビューを控えたアーティストであればイメージ戦略として隠しそうなエピソードですが、斉藤さんはデビュー後も「せっちゃん」という呼び名を一切否定しませんでした。テレビやラジオの音楽番組に出演した際にも、司会者からあだ名の理由を尋ねられると包み隠さず真相を話し、共演者を驚かせる一幕が何度も繰り広げられています。