体を大きくしようとして最も多くの男性が陥る罠が、ジャンクフードなどを過剰に食べて一気に体重を増やす「ダーティバルク」です。身長165cmという骨格において無計画な増量を行うと、胴体部分ばかりに脂肪がつき、首が埋まり手足が短く見えてしまう「ずんぐりむっくり現象」が起きます。
美しいプロポーションを維持するためには、165cm筋トレ増量期と減量期の体重推移を計画的にマネジメントしなければなりません。
推奨されるサイクルは、1ヶ月に体重の1〜1.5%(約0.6〜1.0kg)ずつ慎重に筋肉を増やしていく「リーンバルク」です。例えば、仕上がり体重62kg(体脂肪率11%)を目指す場合、増量期の上限は66〜67kg(体脂肪率15〜16%程度)までに留めるのが鉄則です。体脂肪率が16%を超えた段階で緩やかな減量期へと移行し、余分な脂肪のみを削ぎ落とします。この推移幅(振れ幅4〜5kg程度)を守ることで、年間を通じて引き締まった見栄えを崩すことなく、着実に筋肉の土台を成長させることが可能です。