逮捕された犯人は当時19歳の少年でした。逮捕後の取り調べや公判の中で明らかになった彼の生い立ちと生活実態は、強い孤立と無計画な生活困窮に満ちたものでした。高校を中退した後は定職に就かず、ネットカフェやホテルを転々とする日々を送っていたとされています。
捜査関係者の証言によると、犯人は日々の宿泊費や遊興費に困窮しており、スマートフォンゲームへの課金やギャンブルによって多額の借金を抱えていました。家族や周囲の大人に頼ることもできず、次第に追いつめられていった過程が法廷でも浮き彫りになっています。
しかし、自らの生活苦を解決するために選んだ手段は、見ず知らずの他者から力づくで金を奪うという極めて短絡的かつ凶悪な犯罪でした。公判では、少年の責任能力や更生の可能性についても審理が行われましたが、その冷酷な行動計画には厳しい目が向けられました。