木村拓哉さんが出演するドラマ衣装は、日本のカルチャー史そのものと言っても過言ではありません。『HERO』のダウンジャケットや『ロングバケーション』のスニーカーなど、社会現象となった名作は数え切れません。
近年の代表格である『グランメゾン東京』における木村拓哉さんの衣装もその一つです。フレンチシェフ・尾花夏樹が劇中で着用したRRL(ダブルアールエル)のチェックシャツやレザージャケット、機能美に優れたワークブーツは、役柄の無骨さとストイックな職人気質を見事に体現していました。木村さんは役作りの段階から衣装チームと綿密に対話し、時には自身の私物や愛用ブランドを提案することで、キャラクターに圧倒的な説得力を吹き込んでいます。