MISIAの本格的な音楽キャリアは、福岡の高校時代に黒人ボイストレーナーに師事したことから加速します。1990年代後半、まだ日本のメジャーシーンでは本格的なR&Bが定着していなかった時代、所属事務所リズメディア(Rhythmedia)の設立者らとの出会いを機に才能が一気に開花しました。
1998年2月、シングル『つつみ込むように…』でメジャーデビューを果たすと、クラブシーンを中心に瞬く間に口コミが拡散。5オクターブと称される突き抜けるハイトーンボイスと本格的なグルーヴ感は、J-POP界に凄まじい衝撃を与えました。同年リリースの1stアルバム『Mother Father Brother Sister』は新人としては異例の250万枚を超えるメガヒットを記録し、日本のR&Bブームの火付け役として一時代を築き上げました。