Q1:光の速さで宇宙船に乗って移動したら、乗っている人の体感時間はどうなりますか?
A1:アインシュタインの特殊相対性理論により、光速に極めて近い速度で移動する宇宙船の内部では時間の流れが著しく遅くなります。外の地球から見ると「一光年先の星へ行くのに1年強」かかったように見えますが、光速の99.999...%で飛ぶ宇宙船の中にいる搭乗者自身の体感時間(固有時)は、わずか数日や数時間、さらには一瞬のように短縮されます。
Q2:太陽や月の光は何光年離れているのですか?
A2:月や太陽までの距離は「一光年」よりも遥かに近いため、光年ではなく「光秒(こうびょう)」や「光分(こうふん)」で表されます。月までは約1.3光秒(約38万km)、太陽までは約8分20秒(約8.3光分=約1億5000万km)です。私たちが普段見上げている太陽の光は、約8分20秒前に太陽表面を出発した光です。
Q3:現在の人類の科学技術で一光年先に探査機を到達させる計画はありますか?
A3:超小型の超軽量探査機に強力なレーザーを照射し、光速の約20%(秒速約6万km)まで加速させて約20年で4.2光年先のプロキシマ・ケンタウリへ到達させる「ブレークスルー・スターショット」などの星間探査構想が研究されています。従来の化学燃料ロケットでは数万年かかりますが、レーザー推進型ソーラーセイルなどの革新技術の実用化に向けた実験が世界各地で進められています。