原田真二氏のプライベートにおける家族構成や妻との結婚については、昭和から平成の芸能報道においても一定の注目を集めてきました。原田真二氏はアイドル的人気を博した初期から、アーティストとしての自立とプライベートの保護を一貫して重視してきた背景があります。
原田氏は一般女性と結婚後、家庭内では音楽が常に身近にある豊かな環境を育んできました。家庭環境について当時の音楽関係者は次のように証言しています。
「原田さんの自宅スタジオには常に世界水準の楽器やレコーディング機材が揃っており、子どもたちは物心ついた頃から自然に本物の楽器とセッションの空気に触れて育った。決して無理強いされた英才教育ではなく、本人が自発的に音に魅了されていったプロセスが印象的だった」
こうした特別な家庭環境のなかで育った息子たちは、父親の圧倒的な音楽的才能を間近で観察しながら、自らの表現手段を模索していきました。長男の翔磨氏が選んだのは、父が得意としたピアノやギターのフロントマン路線ではなく、アンサンブルを底から支えるベースという楽器でした。この選択そのものが、父親のコピーではなく自立した一人の表現者として歩む決意の表れであったと言えます。