ここからは、道具や他者の手を借りずに、自分一人で確実に巻ける人差し指付け根テーピング巻き方を解説します。用途に応じてテープの材質を使い分けます。
日常・デスクワーク向け:キネシオロジーテープ指の巻き方
キーボード操作や軽作業を続けながら負担を減らすには、伸縮性のあるキネシオロジーテープ指の巻き方が適しています。筋肉の動きをサポートしつつ、リンパの流れを促進します。
【使用テープ:25mm幅伸縮テープ / 長さ約15cm×2本】
手順1:手の甲側、人差し指の第2関節(PIP関節)手前からスタートし、テープを引っ張らずに貼り始めます。
手順2:MP関節(付け根)を通過する部分だけ約20〜30%軽く引っ張り、手首の親指側に向かって斜めに流して密着させます。
手順3:2本目は手のひら側からスタートし、付け根の痛むポイントを通りながら手首の小指側へとクロスさせるように貼ります。付け根でX字を作ることで、関節の過伸展(反りすぎ)を穏やかに防ぎます。
競技スポーツ向け:突き指人差し指固定方法とMP関節テーピング固定
球技での再受傷予防や靭帯保護には、非伸縮性のホワイトテープを用いたMP関節テーピング固定を採用します。
【使用テープ:19mm〜25mm幅非伸縮ホワイトテープ】
手順1(アンカー):手首に1周、締め付けすぎない強さでアンカーテープを巻きます。
手順2(サポート):人差し指の基節骨(第2関節と付け根の間)からスタートし、手の甲を通って手首のアンカーへ斜めにテープを渡します。
手順3(クロスサポート):同様に指の反対側から手首へ向けて交差するように貼り、MP関節の左右のブレを完全に抑え込みます。
手順4(ロック):最後に手首のアンカー部分ともう一度指の基節骨部分に押さえのテープを巻き、端が剥がれないよう固定します。
特にバスケ人差し指テーピングではボールキャッチ時の強い衝撃に耐えるため、中指と一緒に固定する「バディテーピング(添え木固定)」を併用すると安全性が跳ね上がります。また、バレーボール指テーピング付け根の補強では、オーバーハンドパスの感覚を損なわないよう、指先をフリーにした状態でMP関節の屈曲制限のみをかける調整が支持されています。