ヒグラシの鳴き声が夕方に響く理由と「カナカナ」の真相を徹底追究! 知っておきたい トピックの裏側を凝縮して配信します。
日本列島に生息する代表的なセミは、鳴く時期・時間帯・好む気温によって棲み分けを行っています。各種の鳴き声の周波数や特徴を比較データとしてまとめました。
セミの種類鳴き声の擬音・周波数主な出現時期・活動時間帯生息環境・編集部の観察評価ヒグラシ(蜩)「カナカナカナ…」
約4.5〜5.5 kHz7月上旬〜9月中旬
早朝(4:30〜6:00)/夕暮れ(17:30〜19:00)スギ・ヒノキ林、冷涼な丘陵地。哀愁ある金属音的な美声で高い合唱性を持つ。ミンミンゼミ「ミーン・ミンミンミンミー」
約3.5〜4.0 kHz7月中旬〜9月下旬
午前中〜日中(晴天時)東日本の平地〜山地、西日本の山間部。日射のある時間帯に力強く鳴く。アブラゼミ「ジリジリジリ…」
約5.0〜7.0 kHz7月上旬〜9月下旬
午後〜日没前(高温時)市街地から農村部まで広く分布。油を揚げるような連続音で真夏の暑さを象徴。クマゼミ「シャワシャワシャワ…」
約6.0〜8.0 kHz7月上旬〜8月下旬
早朝〜午前中(特に8:00〜11:00)西日本・太平洋側沿岸の市街地に多生。音圧が非常に高く都市環境に適応。ツクツクボウシ「オーシンツクツク…」
約4.0〜6.5 kHz7月下旬〜10月上旬
午後〜夕方夏の終わりから初秋の主役。複雑なテンポ変化のある旋律的な鳴き方をする。