ネット検索で「新実彰平」と入力すると、サジェストワードに「退社」「現在」「フリー」といった単語が並びます。夕方の帯番組で毎日顔を見ていた視聴者からすれば、画面から姿を消したことで「局を辞めてフリーアナウンサーになったのではないか」と連想するのは自然な流れです。
しかし、関西テレビ(カンテレ)を退社したという事実はなく、現在も同局の社員として在籍しています。番組改編に伴い、アナウンサーとしてスタジオでニュース原稿を読む立場から、報道局に所属して自ら事件・政治・社会問題の現場へ赴き、特集を企画・取材・構成する「報道記者」「取材デスク」としての業務に重きを置く体制へと移行しました。
民放キー局や準キー局では、30代中盤を迎えた実力派アナウンサーが報道制作の現場へ異動し、現場取材やディレクションを経験して総合力を高める人事ローテーションが一般的です。新実氏の場合もまさにその王道キャリアを歩んでおり、関西テレビの報道力を根底から支えるキーマンとして、取材現場で精力的な活動を続けています。