Q1:異型リンパ球が検出されたら、人にうつる病気なのでしょうか?
A1:異型リンパ球自体が他人に感染することはありません。ただし、出現の原因となったEBウイルスなどは唾液等を介して飛沫・接触感染します。成人層の多くはすでに過去の感染で抗体を保有していますが、急性期の感染者との食器共有やキスなどは避けることが推奨されます。
Q2:過労や精神的ストレスだけで異型リンパ球が増えることはありますか?
A2:ストレスそのものが異型リンパ球を生成する直接的な原因にはなりません。しかし、慢性的な過労や極度のストレスによって免疫機能が低下すると、体内に潜伏していたウイルス(EBウイルスやヘルペスウイルス群)が再活性化し、それに対抗して異型リンパ球が出現する間接的な要因となり得ます。
Q3:子供の血液検査で異型リンパ球が出た場合、特別な治療は必要ですか?
A3:小児期におけるEBウイルスやサイトメガロウイルスの初感染は、成人に比べて軽症または無症状(不顕性感染)で経過することが大半です。小児科医の診察を受け、重度の肝障害や脱水症状がなければ、特段の抗ウイルス薬を用いず自然治癒を待つ対症療法が標準的です。