家庭内の関係は夫だけに留まらない。山本拓氏の連れ子である山本建氏は、福井県議を経て衆議院への挑戦を続けるなど、政治の道を歩んでいる。高市氏にとって建氏は義理の息子にあたる。
血縁関係を超えた政治一家としての連帯感は強固だ。福井と奈良という異なる地盤を持ちながらも、選挙戦では互いに激励を送り合い、政治的アドバイスを惜しまない。内閣府特命担当大臣などを歴任し、重責を担い続ける高市氏の背中を見て育った建氏にとって、彼女は母親であると同時に超えるべき巨大な壁でもある。政界再編が進む日本政治において、このファミリーの地盤と人脈のネットワークは決して無視できない要素だ。