札幌保健医療大学を調べた読者が最初に直面するのが、「札幌保健医療大学 やばい」という不穏な検索サジェストです。この不気味な噂の出どころを追究すると、大学の存続危機や学級崩壊といった構造的欠陥ではなく、医療系専門職養成校ならではの過酷なリアリティが浮き彫りになってきます。
噂の引き金となっている最大の要因は、課題と実習の圧倒的なハードさです。看護学科では実習記録の作成や事前学習、カンファレンスの準備に追われ、栄養学科でも生化学や臨床栄養学のレポート、調理実習の課題が容赦なく課されます。SNS上では「睡眠時間が削られて本気でやばい」「再試験のプレッシャーが重い」といった学生の切実な吐露が日常的に投稿されており、これが文脈を失って「あの大学はやばい」という風評へと変質した経緯があります。
さらに拍車をかけているのが、キャンパスの立地条件です。札幌市東区中沼に位置するキャンパスは、地下鉄駅からスクールバスや路線バスでの移動を強いられます。特に厳冬期の積雪期にはバスの遅延が発生しやすく、「吹雪の日の通学が過酷すぎてやばい」という物理的アクセスの苦難が、ネット上の評判を増幅させる格好となりました。
開学から10年強という比較的新しい大学ゆえに、歴史ある旧設校と比較した無根拠なレッテル貼りに晒されやすい側面も否めません。しかし、後述する国家試験の実績や就職決定率を直視すれば、教育の中核が揺らいでいるわけではないことが明白です。