数ある商品の中で、来店客のトレーにほぼ確実に載っているのが、不動の2大看板である「はちの子 カレーパン」と「塩パン」です。この2品がなぜこれほどまでに熱狂的な支持を集め、はちの子 春江店 おすすめパンの筆頭に挙げられるのか、その製造工程と素材設計から紐解きます。
まず「自家製牛肉ゴロゴロ黄金カレーパン」は、名前の通り角切りの牛肉が惜しげもなく投入されています。大鍋でじっくりと時間をかけて煮込まれた自家製カレーフィリングは、野菜の自然な甘みと数十種類のスパイスが複雑に絡み合い、辛すぎず子供から高齢者まで楽しめる絶妙なバランスに着地しています。パン生地は極限まで薄く伸ばされ、粗めの自家製パン粉をまとわせて高温短時間で揚げられるため、表面は「ザクッ」と心地よい破裂音を奏で、中はジューシーな食感を実現しています。油切れが良いため、冷めても脂っこさを感じにくい点が、まとめ買いを誘発する要因です。
一方、はちの子 塩パン 人気の理由を分析すると、バターの含有量と石窯の焼成熱が生み出す「食感の二層構造」に行き着きます。生地の中心に巻き込まれたリッチな発酵バターは、高温の石窯で焼成される過程で溶け出し、パンの底面を揚げ焼きのような状態に仕上げます。その結果、底は「カリッ」、内側はバターの油分と蒸気で「もっちりジュワッ」とした極上のコントラストが生まれます。天面に散らされた大粒の天日塩が、小麦の甘みと乳脂肪のコクを強烈に引き締め、シンプルでありながら中毒性の高い一品に昇華させています。