『ポケットモンスター スカーレット・バイオレット』の対戦シーンにおいて、この二大巨頭の立ち位置は劇的な変貌を遂げた。データ解析班を唸らせた最新の種族値配分と、実戦投入で勝率を跳ね上げる独自ビルドを明かそう。
まずはネクロズマ。種族値合計600の基本形態から放たれる圧倒的な汎用性は、テラスタルという異次元のシステムと融合したことで凶暴さを極めた。素早さ種族値79という中速帯の絶妙な鈍さは、もはや弱点ではない。トリックルーム下での重戦車アタッカーとして、あるいは「めいそう」を絡めた要塞型として、対戦相手の選出を狂わせる。特にフェアリーテラスやはがねテラスを切ることで弱点を消し去り、特性「プリズムアーマー」による被ダメージ軽減を重ねがけする耐久プランは、現行環境における屈指の崩し性能を誇る。
対するネギガナイト。ガラル地方で生まれたこの誇り高き騎士は、攻撃種族値135という破格の打点を持つ。特性「きもったま」によりゴーストタイプへ問答無用で叩き込む「インファイト」の破壊力は、相手のサイクルを容易に瓦解させる。急所率補正を持つ専用アイテム「ながねぎ」を持たせた確定急所ビルドは、相手の「てっぺき」による要塞化すら紙屑のように切り裂く。最新環境では「であいがしら」による奇襲性能が再評価され、初手における制圧力はトップメタに肉薄する勢いだ。