すとぷりのビジュアルにおいて、メンバーの個性を視覚的に定義づける絵師の存在は極めて重要な役割を果たしてきました。とりわけリーダー・ななもり。のアートワークは、グループを統括する包容力と芯の強さ、そして少年性を併せ持った絶妙なバランスで描かれています。
ファンの間で「神絵師」と称されるななもり絵師一覧の筆頭として知られるのが、イラストレーターの桐谷(きりたに)氏です。桐谷氏はすとぷりの結成初期から活動拡大期にかけて、CDジャケットやキービジュアル、オフィシャルグッズの等身大イラストを数多く担当してきました。紫担当としてのななもり。が持つ大人びた切れ長の目元や、清潔感のある黒髪ショートカットに紫のハイライトが差す象徴的なデザインは、同氏の繊細なブラシワークによって定着したといえます。
一方で、グッズやMVの合間に登場する「すとぷりイラストかわいい」の代名詞的存在が、nanao(ななお)氏です。同氏は2〜3頭身のななもりミニキャラ(SDイラスト)を長年にわたり手掛け、あどけない表情や愛らしい仕草を描き出すことで、等身大ビジュアルの「ななもりイラストかっこいい」路線とは異なる親しみやすさを生み出しました。すとぷりのグッズ展開において、アクリルスタンドやキーホルダーの売れ行きを支える原動力となっています。
さらに楽曲MVや特別企画では、たま氏やフカヒレ氏、木乃ひのき氏といった人気クリエイター陣がゲスト絵師として参画。楽曲の世界観に合わせてダークでミステリアスな表情からポップで躍動感あふれる姿まで、多彩なすとぷり紫担当イラストが世に送り出されてきました。