ネット上の口コミや掲示板では、「ダイヤ改正で本数が激減して使い物にならない」「乗換案内アプリの時間が間違っている」といった極端な意見が散見されます。しかし、これらの言説には利用側の誤認が含まれています。
まず、「サードパーティ製の乗換案内アプリが狂っている」という現象の正体は、臨時列車や急な運用変更の反映ラグです。連休や週末に運行される臨時便の情報は、JR東日本臨時列車運行情報ニュースなどの公式発表を起点として即座に公式アプリへ反映されますが、一般的な外部検索エンジンや無料乗換アプリでは、データ同期に半日から1日程度のタイムラグが発生することがあります。特に季節運行の特急や増発新幹線を利用する際、外部アプリの静的時刻表だけを信じるのは危険です。
もう一つの盲点は、遅延時におけるJR東日本遅延証明書と最新運行状況の相関関係です。数分の遅れが発生している場合、駅の電光掲示板はリアルタイムに順序を変更しますが、紙やPDFの定刻時刻表通りに行動している乗客は「先に来るはずの各駅停車ではなく、遅れてきた快速」に誤乗してしまう事故が起きています。現場では「時刻」ではなく「列車番号と行き先」を見る意識が求められます。