取材記録や過去の写真集を遡ると、彼女がピアスを開けた時期は1990年代後半のデビュー前後に始まります。当初は耳たぶに左右1つずつのベーシックなスタイルでしたが、2000年のアルバム『Duty』やメガヒットを記録した『A BEST』のリリース期にかけて、ヘリックスやトラガスなどの軟骨ピアッシングが追加されました。
当時のインタビューにおいて、彼女は自身の外見の変化について「自分自身の意思で選び、身にまとうものすべてがメッセージである」といった趣旨の発言を残しています。型にはまったアイドル像を打ち破り、自らの痛みや主張を身体装飾を通じて表現する姿勢は、同世代の女性たちから熱狂的な支持を集めました。
2020年代以降は、無理にホールを増設するのではなく、上質なイヤーカフやクリップタイプのジュエリーを巧みに組み合わせる大人の余裕を感じさせるスタイリングへと進化を遂げています。