背中には自律神経のバランスを整え、呼吸を深める重要なツボが集中しています。ツボの位置と効果を把握しておくと、短時間の施術でも効率的な疲労回復へと導けます。
肩甲骨の間、背骨から指幅2本分外側にある「肺兪(はいゆ)」や「心兪(しんゆ)」は、デスクワークによる巻き肩や浅い呼吸を改善する代表的なツボです。また、ウエストのくびれと同じ高さにある「腎兪(じんゆ)」を優しく刺激すると、腰の重だるさや全身の疲労感を和らげます。
さらに、パートナーの肩甲骨はがしを取り入れると可動域が広がります。相手の腕を後ろに回して浮き出た肩甲骨の内側に指の腹をそっと添え、外側へ向かってゆっくりと誘導するようにストレッチを行います。無理に指を押し込まず、相手が息を吐くタイミングに合わせて優しく揺らすのがポイントです。