一方で、過剰なブームに対して専門家からは冷静な注意喚起の声も上がっている。純水そのものには保湿成分や油分が含まれていないため、間違った使い方をするとかえって肌の乾燥を招く恐れがあるからだ。
都内の皮膚科専門医は次のように指摘する。「純水で肌を濡らしたまま放置すると、蒸発する際に肌本来の水分まで奪ってしまう『過乾燥』が起きます。あくまで洗顔後のすすぎやプレ化粧水として使い、直後にオイルやクリームで水分を閉じ込めるプロテクトが不可欠です」。万能薬のように捉えるのではなく、その特性を理解した正しい活用が求められている。