あどけない笑顔で全国のお茶代わりとして親しまれた「こども店長」時代から歳月が流れた。幼少期に劇団ひまわりへ所属し、子役として頂点を極めた加藤清史郎は、イギリス留学を経て見事に大人の本格派俳優へと脱皮を遂げている。
転機となったのは、話題を呼んだテレビドラマ『ドラゴン桜』での熱演だ。苦悩を抱える高校生役を等身大かつ繊細に演じ切り、子役のイメージを完全に払拭した。大手芸能事務所「研音」への移籍後は、舞台や映画、ドラマと縦横無尽に活躍の場を拡大。子役時代に培った盤石の基礎技術に、成熟した表現力が加わった彼の演技は、今や作品の質を左右するキーパーツとして高く評価されている。