「身体に良いなら、5個でも10個でも食べたい」と思うかもしれないが、過剰摂取には相応のリスクが伴う。最もよく知られているのが、皮膚が黄色くなる「柑皮症(かんぴしょう)」だ。みかんに含まれるβ-クリプトキサンチンやβ-カロテンという色素が血液中に増え、手のひらや足の裏に沈着する現象である。健康上の重大な害はないものの、見た目の変化に驚く人は多い。
より実害が大きいのは gastrointestinal(胃腸)の不調だ。みかんは水分の割合が約85%と高く、冷え性の人が一度に大量に食べると胃腸が冷えて腹痛や下痢を引き起こす原因になる。また、クエン酸などの有機酸が胃粘膜を刺激し、胃もたれや胸やけを感じることもあるため注意が必要だ。