受け身の姿勢を捨て、自ら作品の舵を取る動きも活発化している。欧米のトップ俳優たちが自ら制作会社を立ち上げ、自分たちが演じるべき魅力的な役柄を創出してきたように、日本でも自らプロデューサーを務める例が相次いでいる。
自ら出資を募り、気鋭の若手監督や脚本家を指名して、既存のテレビ局では企画が通りにくかった大胆な社会派ドラマやサスペンスを実現させる。自らの代表作を自らの手で創り出すこの「当事者主義」は、作品の質を劇的に向上させただけでなく、後輩の女性俳優たちにとっても新たなキャリアパスのロールモデルとなっている。