足の回転数を物理的に引き上げるためには、筋肥大を目的とした高重量トレーニングだけでなく、筋肉を瞬時に収縮させる「瞬発力(RFD:立ち上がりレート)」を鍛える補強が不可欠です。
・アンクルホップ(プライオメトリクス)
膝をほとんど曲げず、足首のバネだけを使って縄跳びのように連続で真上に弾むトレーニングです。アキレス腱の弾性エネルギーを活用し、接地時間を0.1秒台へと短縮する腱の剛性を高めます。
・チューブを用いた腸腰筋ハイレップトレーニング
足首にトレーニングチューブを巻き、立った状態または仰向けで素早く膝を胸に引き寄せる動作を素早く20〜30回行います。腸腰筋の収縮速度と神経伝達速度を研ぎ澄まし、走りの後半でもピッチが落ちない筋持久力を養います。
・ラダートレーニングによるアジリティ強化
アジリティラダーを用いた「2イン1アウト」や「クイックシャッフル」などのステップワークは、脳からの指令を素早く足先へ届ける神経回路を活性化します。足の接地位置を瞬時にコントロールする能力が高まり、ブレのないシャープなスプリントフォームが完成します。