那須川家の強さの源泉を理解する上で欠かせないのが、父・那須川弘幸氏の存在と、類まれなチームワークを誇る兄弟構成です。 那須川家は父・母・2男2女の6人家族(4人兄弟)で構成されています。兄弟構成を年齢順に整理すると以下の通りです。
【那須川家の4人兄弟構成】
・長男:那須川天心(1998年生まれ/プロボクサー、元RISE世界フェザー級王者)
・長女:那須川寧々(一般人/すでに結婚し家庭を持つ)
・次女:那須川梨々(2002年7月10日生まれ/プロキックボクサー、トレーナー)
・次男:那須川龍心(2006年生まれ/RISEで活躍するトップキックボクサー)
父・弘幸氏は千葉県松戸市に「TEPPEN GYM」を立ち上げ、独自のスパルタ指導と科学的トレーニングを融合させた育成理論で数々のチャンピオンを輩出してきました。幼少期の天心に対して課された過酷なステップワークや反復練習は有名ですが、妹の梨々や末っ子の龍心もまったく同じ環境で育ちました。 梨々はかつて出演したドキュメンタリー番組のインタビューで、「生まれたときから家にグローブがあり、物心ついた時には父のミットを蹴っていた。『女子だから』という甘えは一切許されなかった」と述懐しています。父・弘幸氏の厳格な指導は時に家庭内に緊張をもたらしましたが、それが結果として子どもたち全員に強靭なメンタリティと礼節を植え付けました。 現在、兄の天心はボクシングの頂点を目指して単身帝拳ジムへ拠点を移し、弟の龍心はTEPPEN GYMの若きエースとしてRISEのベルトを射程に捉えています。次女である梨々は、天才肌の兄と急成長する弟の間に立ち、家族のパイプ役としてジムの空気を和らげる精神的支柱となっているのです。