公的な医療機関や専門学会においても、生理中の採尿に対するガイドラインは明確に提示されている。厚生労働省が管轄する各種健診プログラムや、日本人間ドック・予防医療学会の受診案内では、生理期間中の尿検査実施を原則として避けるようアナウンスされている。
学会の推奨では、月経終了後2〜3日以上経過してから採尿を行うのが望ましいとされる。これは、目に見える出血が治まった後でも、膣内に微量の経血が残存している可能性があるためだ。健診施設によっては「生理終了後、4日目以降の採尿」を指定している場合もある。自分の受診する機関がどのような受診マニュアルを定めているか、事前にWebサイトや案内書類で確認しておくことがトラブルを防ぐ近道だ。