SNSのタイムラインで定期的にトレンド入りを果たす「推しカプ相性テスト」や「NLカップリング診断」。入力欄に推しキャラや自分と相手の名前を入れるだけで、「相性度98%:お互いに素直になれない運命の相手」「相性度42%:喧嘩するほど仲が良い腐れ縁」といったドラマチックな関係性やシチュエーションが瞬時に出力されます。
こうした診断がファンを惹きつけてやまない理由は、単なる数値の提示にとどまらず、男女CPにおける特有の「恋愛傾向」や「関係性の機微」を的確に言語化してくれる点にあります。取材に応じた20代の二次創作作家は次のように語ります。「推しの男女CPを診断にかけると、自分では思いつかなかったセリフの掛け合いやエピソードのヒントが提示され、創作の解像度が一気に跳ね上がります」。
運命が丸わかりになるという触れ込みの背景には、利用者が無意識に抱いている「この二人にこうあってほしい」という願望や解釈を、診断結果が絶妙に刺激する仕掛けが存在しているのです。