旅行計画を立てる際、ネット上の断片的な情報によって生じがちな2つの大きな誤解があります。
第1の誤解は「30分程度でサクッと回れる」という過小評価です。子規博の常設展は、第1展示室から第3展示室まで構成が非常に綿密です。導入のハイビジョンシアター(約15分)を鑑賞し、子規の短歌・俳句・随筆のパネルを丁寧に追い、愚陀佛庵のコーナーを見るだけでも最低1時間は要します。滞在時間を30分しか確保していない場合、後半のクライマックスである闘病期の展示を足早に通過せざるを得なくなり、非常にもったいない結果となります。
第2の誤解は混雑状況のピークタイムです。2026年現在の傾向として、土日祝日や連休中は「午前11時〜午後14時」が最も混み合います。道後温泉本館の入浴整理券を確保した観光客が、待ち時間を利用して流れてくるためです。落ち着いて自筆原稿を鑑賞したい場合は、開館直後の9:00〜10:30、あるいは夕方の16:00〜17:30を狙うのがベストな戦略です。