ガネーシャ(Ganesha)は、ヒンドゥー教のパンテオン(神々)において最も広く信仰を集める神格の一柱です。太鼓腹の人間の身体に片牙が折れた象の頭を持ち、4本の腕で様々な法具を携え、小さなネズミを乗り物(ヴァーハナ)として従える独特の姿で描かれます。
サンスクリット語で「ガナ(群衆・従者)」の「イーシャ(主・統率者)」を意味し、シヴァ神が率いる諸霊の軍勢の長であることを示しています。ヒンドゥー教の儀式や祈祷において、ガネーシャは「プラタマ・プージャ(最初の礼拝)」を受ける権利を持ち、他のどの神格よりも先に祈りを捧げなければならない絶対的なルールが存在します。新事業の立ち上げ、結婚式、家の新築、学期始めなど、人生のあらゆる新しい始まりに立ち会う守護神として機能しています。