スーパーヒーロー映画での巨大なボディビル型ビルドから一変、Netflixのヒット作『タイラー・レイク -命の奪還』シリーズでは、より引き締まった実戦的な動的肉体が求められた。元特殊部隊員という役に合わせ、ヘムズワースはトレーニングの方向性を大きく舵を切った。
ここでは、従来の重いウエイトリフティングに代わり、自体重トレーニングや自走式トレッドミル、格闘技のステップ、心肺機能を極限まで高めるHIIT(高強度インターバルトレーニング)が中心となった。重いハンマーを振るう力強さから、狭い路地を走り抜け、連続する格闘スタントをノースタントでこなす持久力への移行。Disney+のドキュメンタリー番組などで明かされた彼の飽くなき挑戦は、肉体の「見た目」だけでなく「機能性」を追求するハリウッドの最先端トレンドを象徴している。