浄土真宗でやってはいけないこと一覧!恥をかかない作法と教義の真相

浄土真宗でやってはいけないこと一覧!恥をかかない作法と教義の真相

浄土真宗でやってはいけないこと一覧!恥をかかない作法と教義の真相の全体像を詳しく解説してご紹介します。

自宅の仏壇や法事の場において、他宗派と大きく異なる特徴が「位牌を作らず過去帳や法名軸を用いること」および「般若心経を一切読誦しないこと」です。

伝統的な仏教では、故人の魂が位牌に宿ると考えられていますが、浄土真宗では魂は現世に留まらず浄土で仏となっているため、魂の依代(よりしろ)としての位牌を必要としません。代わりに、故人の命日・法名・俗名を記録した「過去帳」や、軸に法名を記して仏壇の側面に掛ける「法名軸」を用いて先祖を偲びます。近年は地域の慣習で位牌を置く家庭も見られますが、本来の教学上は不要とされています。

また、日本で最も広く知られている仏教経典「般若心経」を唱えない理由も明確です。般若心経は「空(くう)」の思想を説き、自らの修行によって悟りを開く「自力聖道門」の経典です。一方で、浄土真宗は阿弥陀如来の救いを信じる「他力往生」の教えであるため、拠って立つ根本経典(浄土三部経:『大無量寿経』『観無量寿経』『阿弥陀経』)以外の自力修行系経典は読誦しません。法要では、親鸞聖人が著した『正信念仏偈(正信偈)』を読経するのが通例です。

伊藤 翔太
著者

伊藤 翔太

マネー知識やキャリア形成に役立つノウハウを、初心者にも分かりやすく解説するのが得意です。