真如苑総本部の全貌と現在地|立川の巨大施設・歴史と評判を徹底検証

真如苑総本部の全貌と現在地|立川の巨大施設・歴史と評判を徹底検証

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真如苑の歴史は、開祖である伊藤真乗(いとう しんじょう、1906–1989)と妻の伊藤友司(法名:真乗・友一)が1936年に興した仏教運動に始まります。航空機技術者としての経歴を持っていた伊藤真乗は、宗教的探求の末に出家得度し、真言宗醍醐派総本山である京都・醍醐寺三宝院門跡において伝統的な伝燈法脈を相承しました。

戦前の「真言宗立川不動尊教会」からスタートし、戦後の宗教法人令・宗教法人法のもとで独立した教団「真如苑」として歩みを進めました。教理の根本には伝統的な真言密教の系譜とともに、釈尊の最後の教えとされる『大般涅槃経(だいはつねはんきょう)』を据え、出家者のみならず一般生活者が日々の生活の中で悟りを目指す「在家仏教」のスタイルを確立した点が大きな特徴です。

伊藤真乗の遷化後は、次女である伊藤真聰(いとう しんそう、1942〜)が苑主(継主)として教団を率いており、国内外での文化財修復支援や平和祈念の法要など、グローバルな活動を展開してきました。この歴史的経緯こそが、新興宗教として一括りにされがちな一般的なイメージと異なり、伝統仏教界との深いつながりを保ち続けている理由です。

小林 直樹
著者

小林 直樹

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