入団当時は推定年俸540万円からのスタートだった。そこからレギュラーの座を掴み取り、最多安打のタイトルを獲得するまでの躍進とともに、年俸推移は右肩上がりのカーブを描いた。契約更改の場で提示された評価の高さは、そのまま彼が担う役割の重さを表している。
数千万円規模から1億円の大台へと迫る評価を得たことは、プロ選手としてのプロフェッショナリズムを呼び覚ます契機となった。「給料が上がった分だけ、ファンやチームに対する責任も重くなる」。評価に対する素直な喜びを見せつつも、慢心することなく次の目標を見据える姿勢こそが、彼の真骨頂だ。