誰もが羨む「おしどり夫婦」の虚像は、一瞬にして崩れ去った。映画コメンテーターの有村昆と丸岡いずみ。公私ともに支え合う理想のパートナーと見られていたふたりの関係に決定的な亀裂を入れたのは、週刊誌がスクープした有村の女性スキャンダルだった。
緊急事態宣言下という極めてセンシティブな時期に発覚した軽率な行動は、世間から猛烈な批判を浴びた。所属事務所のホリプロを巻き込む騒動へと発展し、有村は全レギュラー番組の降板を余儀なくされる。しかし、問題の本質は単なる不貞未遂にとどまらなかった。夫を信じ、過酷な闘病や家庭環境の変化を乗り越えようとしていた丸岡の心に、この裏切りが与えた傷はあまりにも深すぎた。
修復不可能なレベルまで損なわれた信頼関係。話し合いの末に出した結論は、婚姻関係の解消という名の完全なる決別だった。